毎日を適度に飄々と過ごす

#人生初のブログ #日々の出来事 #個人的 #意見 #感想 #表明 #ボヤキ

マイティ・ソーがガーディアンズ・オブ・ギャラクシー化?!

なんだかんだ映画館で見られなかった、「マイティ・ソー バトルロイヤル」。

マーベル大好きで、公開前から「絶対見るぞ!」と言いながらも、最近はマーベル作品たちを映画館で全く見れてない現実…

が!思ったより早くHuluでマイティ・ソー バトルロイヤルが配信開始!(ありがとう、Hulu!)

時間のあるときにゆっくり見よ〜〜と思ってたら、10/18までらしいので、この連休に慌てて視聴。

邦題はラグナロクのままでやっぱりよかったんじゃない?わざわざ変える必要あった?というのは置いておいて、個人的には、色んなネタや笑いどころ満載でめっちゃ楽しめた!!こーいうの好き。

そして見終わった後暫くは、ツェッペリンの曲が頭から離れない…そんな映画。笑

 

ただ、過去2作品のマイティ・ソーから考えると、いきなり作風変えてきたね、どーした?何があった?と思ってしまうくらい、世界観も、出てくるキャラクターも、ストーリーも、全てが大幅に変わっていた。恐らく今作品の監督の影響によるものが大きいんだろーけども…

とりあえず、唯一地球と接点のあるハルクことバナーはいるものの、いつもの地球側メンバーは全く出てこないし、アスガルドの神々たちや神話のような雰囲気も少しだけ。

当初はマイティ・ソーシリーズ3作目にして最後の作品なのに、ヒロインのナタリー・ポートマンが出ないって、すごく残念に思ってたけど、結果よかったのかもね。

そういうのに縛られないからこそ、ここまで振り切った内容にできたんじゃないかとも思うので。

ただ、ウォリアーズ・スリーの出番が少なすぎだったのだけは残念…。あと、ダーシー好きだったから一目見たかったな〜。

 

さらにストーリーのメイン舞台が、とある惑星になってるのも相まってか、映像や世界観、ストーリー設定、コミカルなキャラなど、内容全てが、マイティ・ソーガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの要素を散りばめたような作品に仕上がってた。音楽の使い方や盛り上げ方も含めて。

このマイティ・ソーの3作目に、ガーディアンズのキャラ達が出てきて、ソーやロキと絡みながら、やんややんやと一緒に戦いつつ盛り上げてくれても全く違和感はなかったのでは?という作り。

ハルクとの絡みも面白かったし、ドクター・ストレンジとの絡みも秀逸だったけど、ガーディアンズ達が出てきた方が、この作品には合ってたかもねーと思ってしまうくらい。グランドマスターなんて、明らかにガーディアンズの方にも出てきそうなキャラ設定だったもんね…

そんな状態が続くので、合間合間にヘイムダルとヘラが出てくるときだけ、かつてのマイティ・ソーの世界観と、若干のシリアスな感じを醸し出してたかな。

ま、こういうの嫌いじゃないんで、いいのだけれども。

 

エンディングにいたっては、映像も曲も、さらにGotG色が出てて、まるでオマージュみたいだった。

なわけで、次のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーをガン監督で撮るのが本当に無理なのであれば、せめてタイカ・ワイティティ監督にしてほしい。彼なら、あのGotGの独特な世界観を体現してくれそう。

 

ソーも、アベンジャーズたちとの絡みのおかげ?か、随分と人間味あふれるゆかいなキャラになってたし、ハルクがソーと喧嘩?して、むくれるところはかわいかった。文字通りでっかい子供みたいで。ソーとバナーのやり取りも面白かったし、ロキは相変わらず。ロキって、初期はもっとシリアスキャラだったと思うんだけど、回進むごとに愛すべきキャラになってくよね…笑

 

それにしても、ヘラ役のケイト、よくこの役引き受けたな〜と思ってたけど、相当絞って鍛えたからか、むちゃかっこよかったし、ハマってた。あの最強感やカリスマ感、さすがの貫禄。そして美しすぎる。

そのせいか、ところどころ、ロードオブザリングガラドリエルを彷彿とさせるようなところもあったけど。

声低めだし、ああいうセリフを言わせると、なんとなくかぶっちゃうのは仕方ないのかな。不気味なんだけど、恐ろしいところや冷徹なところもあるガラドリエル、どこかヘラと共通した部分もなくはないので。

あと、ロードオブザリングつながりでいえば、スカージの方、好きな俳優さんなんで、おお!と思った。今回、やけにコミカルな役だったけど、彼はパーフェクト・ルームという作品で見てカッコいいな〜と思って調べたら、LOTRのあの役の!と、逆引きで気づいた俳優さん。

それでいうと、今回のマイティ・ソーは、オーストラリアやニュージーランドの映画業界を結集したような作品でもあったかもね。

さらに豪華だったのは、友情出演枠。まさかマット・デイモンまで出ると思わなんだ。笑